今日の神様 その36 〜志波彦神社
宮城県塩竈市にある名神大社、
『志波彦神社(しわひこじんじゃ)』
さんにお参りしてきましたー
志波彦神社さんは鹽竈神社さんのお隣に鎮座されています
主祭神は
志波彦大神(しわひこおおみかみ)さん
がお祀りされています。
志波彦大神さんは耳慣れない名前の神様ですが、
ご由緒がはっきりしていません。
志波彦大神さんは農耕守護・殖産・国土開発の神様です。
一説には「志波」には「端」という意味があり、
大和朝廷の勢力が北進した時の勢力の「端」という意味で用いられたのではないか?
またこの地古来の神様である国津神(くにつかみ)さんを
「志波彦神」あるいは「志波姫神」と呼んだとも言われています。
参考までに【 国津神さんとはどういう神様? 】
日本神話に登場する神様は系譜的に大きく2つに分類されます
・天津神(あまつかみ)さん・・・
高天原にいる、または高天原から天降だった神様を天津神さんと
呼びます
代表的な天津神さんには瓊瓊杵尊(にきぎのみこと)さんが
おられます
・国津神(くにつかみ)さん・・・
元々、その土地古くからいた神様を国津神さんと呼びます。
代表的な国津神さんに大国主命(おおくにぬしのみこと)さんや
建御名方神(たけみなかたのかみ)さんがおられます
話が少し外れますが、天津神さんと国津神さんの関係で、
大国主命さんが登場する有名な話は「出雲の国譲り」です
国津神である大国主命さんは天津神の使者である
建御雷神(たてみかずち)さんに国を譲ることを伝える訳であります。
建御雷神さんは天津神に服従しない大国主命さんの御子神さん、
建御名方神さんを諏訪湖まで追いつめた神様でもあります。
建御名方神さんは天津神に従い、そして諏訪の地から
出ないことを誓い諏訪の地に鎮座されました。
これが全国の諏訪神社25000社の総本社「諏訪大社」の始まりです。
建御名方神さんは諏訪大社上社本宮の御祭神となられています。
塩竃神社さん・志波彦神社さんをお参りして塩釜湾方面へ。
YouTubeに津波が押し寄せる動画がアップされていた
「マリンゲート塩釜」に寄りました。
報道というのは本当の一部を切り取ることしか出来ないんだな、と感じました。
実際に自分の目で見ることが如何に大切か?を痛感した訪問でした。
写真ですいませんが、皆さんにパワーが届きますように!
志波彦神社
宮城県塩竈市一森山1-1
http://www.shiogamajinja.jp/