今日の神様

今日の神様 その56 〜早高神社

高知県高知市にある
『早高神社(はやたかじんじゃ)』
さんにお参りしてきましたー

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2014-09-14 17.25.37

海津見神社がある、桂浜の龍宮岬展望台に鎮座されています。

早高神社さんは海津見神社さんの境内社となります。
 
 
ご祭神は

日本武尊(やまとたけるのみこと)さん

がお祀りされています。
 
 
いくら調べても、ご祭神や由来などの情報がありませんでした。

早高神社さんを管理されている若宮八幡宮さんに
「こういう話ではないか?」という前提でお話を聞けました!

若宮八幡宮さん、ありがとうございます( TДT)
 
 
早高神社さんについての鍵は「白鳥伝説」でした。
  
 
「白鳥伝説」には諸説ありますが、

伊吹山で傷を負った日本武尊は能褒野(三重県亀山市)で力尽き、能褒野御墓へ弔われたが
陵から一羽の白鳥が空へ舞い上がり,大和の方へ飛んでいった。
 
 
『やまとは 国のまほろば
 たたなづく 青垣  山ごもれる やまとし うるわし』
 
 
白鳥陵(奈良県御所市)、白鳥陵(大阪府羽曳野市)などに降り立ったと言われています。

その後も西へ向かったと仮説を立てると、
  
 
大鳥神社(大阪府堺市)

白鳥神社(香川県東かがわ市)

鷣神社(高知県宿毛市)というルートが浮かび上がります。
 
 
鷣は『ハイタカ』と読み、鷹の仲間です。

※ハイタカは鷣の他に鷂、灰鷹という漢字があります

このルートの途中に「桂浜」があり、龍王岬に早高神社があります。

ここで西へ向かう日本武尊が羽を休めたのではないか?と考えられます。
 
 
日本神話の神武東征の際、八咫烏(やたがらす)という高皇産霊尊(たかみむすびのみこと)さんによって遣わされ、熊野国から大和国への道案内をしたとされるお話があります。
  
2014-09-14 17.40.04-6
 
左の建物が海津見神社さん、そのすぐ右の高台に早高神社さんがあります。

同様に、鷣は白鳥の姿となって西へ向かう日本武尊を
休憩の為に龍宮岬へ案内したのかも知れません。
 
  
  
では「早高神社」は「鷣神社」ではないのか?という疑問が浮かびますが。

どうも建立時に勘違いが起こってしまったようです。

「はいたか」と読む神社は高知県に多く、福岡にも数社あるようです。

福岡ではご祭神が高皇産霊尊さんで「隼鷹、速鷹、早高」と書かれるれたそうです。
 
 
あれ?早高の文字がありました!!!

高皇産霊尊さんまでも二回出てきてしまいました。

やはり地元の方が『ハイタカ』と『ハヤタカ』を勘違いしてしまったようです。

なので、この早高神社さんには『早高神社』と刻まれたと思われます。

元々は「鷣神社」だったのかも知れませんね。

仮説ですが、話が繋がってスッキリしました^^
 
 
 
桂浜へ戻り、桂浜公園へ向かうとかの有名な坂本龍馬像を見ることができます。

人が少なく、風が強く、そしてやたら大きい(笑)

また坂本龍馬像の先には、龍王岬の対となる龍頭岬があります。

龍王岬〜桂浜〜龍頭岬は弓の形を成しています。

桂浜は月の名所ということで「三日月」を想像できる名所です。
 
 
写真ですいませんが、皆さんにパワーが届きますように!
 


早高神社
高知県高知市浦戸字城山

”高知県高知市浦戸字城山”

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