今日の神様 その34 〜根津神社
東京都文京区にある
『根津神社(ねづじんじゃ)』
さんにお参りしてきましたー
主祭神は
須佐之男命(すさのおのみこと)さん
大山咋命(おおやまくいのみこと)さん
誉田別命(ほんだわけのみこと)さん
相殿として
大国主命(おおくにぬしのみこと)さん
菅原道真公(すがわらのみちざねこう)さん
がお祀りされています。
境内社として
乙女稲荷神社さん
駒込稲荷神社さん
がお祀りされています。
根津神社はツツジの名所として知られ、
東京十社のひとつに数えられます。
東京十社とは
・根津神社(文京区)
・芝大神宮(港区)
・神田神社(千代田区)
・日枝神社(千代田区)
・亀戸天神社(江東区)
・白山神社(文京区)
・品川神社(品川区)
・富岡八幡宮(江東区)
・王子神社(北区)
・赤坂氷川神社(港区)
で構成されています。
1900年前に日本武尊が創祀したといわれ、
もともと「根津権現」と呼ばれていました。
明治の神仏分離により「権現」が禁止された時期もあって
根津神社、となりました。
しかしさすが地元では権現様、と呼ばれているようです。
根津神社は近辺に森鴎外や夏目漱石が居を構えていたことから
数々の文学作品に登場します。
文学作品の中では「根津権現」と記されます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夏目漱石「道草」より
『その人は根津権現の裏門の坂を上って、
彼と反対に北へ向いて歩いて来たものと見えて、
健三が行手を何気なく眺めた時、
十間位先から既に彼の視線に入ったのである。
そうして思わず彼の眼をわきへ外させたのである』
森鴎外「細木香以」より
『団子坂上から南して根津権現の裏門に出る岨道に似た小径がある。
これを藪下の道と云う』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
社殿は徳川綱吉が造営したもので本殿、幣殿、拝殿を
ひとつとして造られた「権現造」と呼ばれる建築様式です。
根津神社は権現造の傑作と言われ、
重要文化財に指定されています。
近くに遊郭があったそうですが、
東京大学が移転してくることで廃されました。
大山咋命さんと『大山』つながりでお参りしたのではありませんので(笑)
写真ですいませんが、皆さんにパワーが届きますように!
しかし、今日はやたら写真が暗いですね。。。。
根津神社
東京都文京区根津1丁目28−9
http://www.nedujinja.or.jp/